光ファイバセンシング技術は、光信号の長距離伝送が可能であり、外部の電磁ノイズによる信号の乱れがないため、建設分野での計測技術として最適です。そのため、電気式計測技術に代わり、近年様々な場所で採用が進んでいます。また、光ファイバセンシング技術の一つであるFBG(Fiber Bragg Grating)光ファイバセンシング技術は、光ファイバ上に紫外線を利用して焼付けることにより形成された回折格子(FBG)に作用するひずみや温度の変化を、光信号を入射した際にFBGにより反射される光の波長変化として捉える技術で、ひずみゲージと同等のひずみ測定精度を持っています。 トビシマのFBG光ファイバセンシング技術は、これまで研究仕様以外では困難とされたTDM(Time Division Multiplexing:時間分割多重化)方式を市販品に導入することによって、1本の光ファイバで最大100センサ、4チャンネルで最大400センサまでの多点計測と、最大9kmの長距離計測を可能とした、高い信頼性と耐久性を有する計測システムです。この計測システムは、トビシマのコラボレーターであり、光センシングの先進企業である英国 インセンシス社の独自技術を組み込んで構成されています。当技術により、構造物健全性モニタリングや斜面防災監視計測への適用の可能性が拡がります。
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deformation by means of TDM based FBG optical fiber measurement system, Structural Faults and Repair 2008,CD-ROM, 2008.6 2)熊谷幸樹,田村琢之,本山寛,山本郁夫,狩野勝幸:FBG 光ファイバセンサを用いた伸縮計の 開発,土木学会第63 回年次学術講演会第V部門,pp.171-172,2008.9 3)田村琢之, 熊谷幸樹, 筒井隆規 : トンネル一次支保工応力計測におけるFBG光ファイバセンサ の有効性検証, 土木学会第63回年次学術講演概要集/Y-152, pp.303-304, 2009.9 4)田村琢之, 上明戸昇, 松元和伸: FBG 光ファイバセンシング技術の防災・維持管理への適用, 電子情報通信学会2009年ソサイエティ大会講演論文集 BS-9-4, pp.S59-S60, 2009.9 5)上明戸昇, 田村琢之, 細見孝治, 礒田和宏, 加藤一郎, 大貫茎:土留壁の計測管理へのWEB モニタリングシステムの現場適用, 土木学会第65回年次学術講演会講演概要集, Y-264, pp.5 27-528, 2010.9 ほか |