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最近の「防災のトビシマ」
【2009年1月〜2009年8月】                          
 最近の国内外における災害調査,災害支援活動    



「平成21年(2009年)8月11日の駿河湾地震 」の、被害調査速報を公開しました
(2009年8月14日〜8月15日)。


・「平成21年(2009年)8月11日の駿河湾地震」の被害調査速報を公開(2009年8月14日〜15日)。
 → 地震被害調査のページヘ



池田室長が、2005年パキスタン北部地震の被災地における第3回地形変状調査に派遣されました
(2009年6月8日〜6月16日)。


  第二研究室の池田室長が、平成21年6月8日〜16日に2005年パキスタン北部地震の被災地における地形変状調査に派遣されました。 この調査は、東京大学、東京理科大学、飛島建設による共同研究「地震後長期に継続する地形変化の科学的調査と復興戦略への反映(研究代表者:小長井一男東京大学教授)」の一環として、昨年の6月昨年の11月の調査に引き続き実施されたもので、池田室長は、連携研究者として派遣されました。
 本調査に対しては、より一層の成果をあげられるように、当社パキスタン事務所の鮫島所長と現地スタッフも現地で参加・協力しました。
 震源に近いムザファラバード市では、地震で傷ついた斜面で発生した土石流により堆積した土石が降雨等により半年間で大きく形状を変化させる様子が確認され、地震後の対策の重要性があらためて認識されました。
 調査結果については、現地自治体ならびに州政府の防災担当者に報告を行い、対策などについての提案を実施しました。
    


前々回調査(平成20年6月)
前回調査(平成20年11月)

今回調査(平成21年6月)
左側の土石の堆積は前回と同程度であるが、右側部分では土石が大きく流出している様子がわかる

イスラマバード都市開発局 Shamshad理事への調査結果報告の様子
(右側より、Shamshad理事、小長井教授、清田助教、池田室長、鮫島所長)


桃木研究員が、カトマンズバレーの歴史的建造物の耐震性能評価調査に派遣されました
(2009年5月25日〜6月1日)。


 桃木研究員が、平成21年5月25日〜6月1日に立命館大学歴史都市防災研究センター(G-COE文化遺産防災学推進拠点)が実施した、世界遺産地区カトマンズバレーの歴史的建造物の耐震性能評価調査において、清野純史京都大学教授、塩谷智基京都大学准教授らと共に派遣され、当社保有技術である3次元構造物健全性診断システム(DaCS-3D)など、様々な弾性波やAEによる計測を実施しました。今回の調査対象建物は、地区の集会場として利用されている17世紀中ごろに立てられた2階建の組積造構造物です。
 当調査の目的は、世界遺産地区に指定されたカトマンズバレーに現存する歴史的建造物が地震に対して保有する耐力を、現地での試験や実験,それに基づく解析によって明らかにすることです。
 弾性波速度と部材強度は密接に関係することから、上記技術で得られる弾性波速度分布図(弾性波トモグラム)を用いることで、建造物の面的または立体的な強度分布を推定することができます。また、弾性波計測で得られた情報は、耐力評価シミュレーションの物理パラメータの推定や、解析の妥当性判断のためのキャリブレーションに利用されます。   




計測サイト全景
計測サイトの説明を受ける派遣メンバー


弾性波トモグラフィ計測(内壁)
弾性波トモグラフィ計測(外壁)


計測サイト前にて
パタン(ダルバール広場(王宮広場)周辺)
左2人目から順に清野教授、塩谷准教授、
吉見さん(京大大学院生)、桃木研究員

計測サイトのあるパタンは、カトマンズの南に位置する古都で、別名「ラリトプル」(サンスクリット語で「美の都」)の名の通り、彫刻や絵画などが溢れる美術的な町です。


第30回土木学会地震工学研究発表会で,三輪技術研究所長がインドネシアにおける災害復興支援活動について報告しました(2009年5月19日〜5月20日)。


土木学会地震工学委員会が主催する第30回土木学会地震工学研究発表会が,2009年5月19日から20日に東京大学 地震研究所で開催されました。当社から,三輪 滋 技術研究所長が参加し,2004年12月の巨大地震から引き続き多くの地震被害に見舞われたインドネシアに対し,NPO国境なき技師団が実施している災害復興支援活動について報告しました。

<論文題目>インドネシアにおける地震防災のための強震観測・地盤調査技術の普及支援活動と課題

<著  者>三輪 滋(飛島建設),アイダンオメル(東海大学),鈴木崇伸(東洋大学),遠藤一郎(大成基礎設計),鈴木智治(NPO国境なき技師団),砂田尚彦(大成基礎設計),清野純史(京都大学大学院)


土木学会地震工学委員会へのリンク



インドネシアにおける地震観測・地盤調査技術の移転・普及活動の報告書が完成しました
(現地での活動期間 2009年2月22日〜3月1日)。


 NPO国境なき技師団によるインドネシアにおける地震観測・地盤調査技術の移転・普及活動に関する報告書が 完成しました。この活動は、NPO国境なき技師団がインドネシアの現地機関をパートナとして行っているもので、 日本から派遣された技術者の現地における活動は2009年2月22日から3月1日の間に実施されました。飛島建設からは、 三輪所長が地震工学・地盤工学の専門家として派遣され、強震計の設置、地盤調査技術やデータの活用方法につい て、現地技術者への技術指導にあたりました。NPO国境なき技師団のインドネシアスマトラ島での復旧復興支援 活動のうち地盤調査・地震観測技術にかかわる支援活動は、スマトラ沖地震直後の2005年4月の活動に始まり、2006 年1月、2007年2月、2008年1月,2008年8月に続いて6回目です。 報告書の詳細は、 国境なき技師団ホームページhttp://www.ewb-japan.org/をご覧ください。

今までの活動成果はこちら

2005年4月の活動
http://www.jsce.or.jp/report/35/body1.html

2006年1月の活動
http://www.jsce.or.jp/report/35/body2.html

http://www.tobi-tech.com/news/news0607121.htm

2007年2月の活動
http://www.jsce.or.jp/report/41/index.shtml

http://www.tobi-tech.com/tech/dismit.htm

http://www.tobi-tech.com/news/news070217.htm

http://www.tobi-tech.com/news/news070606.htm

2008年1月の活動
http://www.tobi-tech.com/news/news080220.htm



地盤調査の実技指導の様子 地震計設置の様子

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