担当者
劣化診断〜補修後の補修効果確認を3次元可視化でより早く正確に評価
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 3次元構造物健全性診断システム ―DaCS‐3D―


概要
 現在、コンクリート構造物の老朽化や延命化が社会的問題になっており、当社では様々な構造物の健全性診断技術、補修技術、補修後の補修効果評価技術および長期計測管理技術などを研究・開発してきました。今回開発した3次元弾性波トモグラフィを用いた構造物の健全性診断技術は、今までに無い新しい領域を切り開くものです。
 この技術は、医療で使用するCTスキャンと同じ様にコンクリート構造物の内部の様子を様々な断面で切断・可視化することができ、より正確な健全性評価が可能となります。また、従来より数少ないセンサで構造物の3次元健全性評価が可能であり、かつ、1つの計測に対し解析にかかる時間を従来の7分の1にまで大幅に短縮することができます。

トモグラフィセンサ配置の一例および計測機器


3Dトモグラフィイメージ


様々な形状の構造物に対応可能

   

                  構造物内部の健全度を詳細に把握することができます 

                    (凡例:青は健全、黄〜赤になるほど健全性低い)

補修前

補修後

                  可視化によって補修の効果をわかりやすく確認できます



特長
  • 構造物の老朽化の進行程度を精度よく把握できます。
  • 工事後の改修効果を精度よく評価できます。
  • 簡単なシステムで損傷度や補修効果の可視化が可能です(視覚に訴えることができるため把握しやすい)。
  • 3次元の可視化により包括的な評価が可能です(医療でのCTスキャンのように自由に断面を切ることができ、2次元や2次元の補間ではできない断面も評価できます)。
  • 解析処理のソフトウェアを統合することで、解析期間を従来の7分の1と大幅に短縮しています。
  • 補修対象となるコンクリート構造物の内部全体を精度良く把握できるので、適切な補修工事が可能で、品質・コスト面でも優位性が期待できます。



主な適用範囲
  • 各種コンクリート構造物の健全性診断、補修工事における補修効果の確認・評価
担当者

Keyword アコースティックエミッション  3次元 コンクリート 健全性 診断
3次元構造物健全性診断システムリーフレット 
関連論文 1)Kobayashi, Y., Shiotani, T., Aggelis, G. D. and Shiojiri, H. :Three-dimensional seismic tomography for existing concrete structures, Proceedings of Second International Operational Analysis Conference, Vol. 2, pp. 595-600, 2007.