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■恒例となった「土木の日」の行事(土木学会共催)として、近隣の小学校児童を迎えて技研見学会を開催
輝く笑顔とあふれる感動
11月18日の「土木の日」にちなみ、11月30日、技術研究所(千葉県野田市)に、地元小学校2校の先生・児童約170人を招き、体験見学会を実施しました。
当日は、午前に野田市立中央小学校5年生2クラス、午後に野田市立木間ヶ瀬小学校5年生3クラスが訪れ、児童達は深まる秋空の下で各実験施設を回り、普段の学校生活では味わうことのできない貴重な体験に目を輝かせていました。
始めに、土木の日の由来や、10月23日の新潟中越地震による被害に見られた防災と土木との関わり合い等についての研究所職員の説明を聞いた後、児童達は見るだけではなく、聞いて触って感じて考える、参加型の実験を体験しました。
★ 地震の体験 (地盤研究室)
三次元振動台が設置された実験棟に入り、先の新潟中越地震のデータに基づいた揺れの「仮想地震」を体験しました。振動台の上で待っている間は緊張した面持ちで、地震の揺れが始まると衝撃的に襲ってくる地震の強さに驚き、揺れが収まるとホッとした安堵の表情に戻りました。待機中の児童は振動台を観察して、地面がどのように揺れるのかを真剣な眼差しで見つめていました。実験担当者からは、地震の怖さの体験を日常の防災意識に役立てて下さいとの話がありました。
★ 音の実験 (環境研究室)
無響室と残響室の両方で、持ち寄っ
た楽器を鳴らして響き方の圧倒的な違いを体験しました。無響室では普段ほとんど体験することの出来ない「静寂」を感じた後、児童が持ってきたリコーダーや太鼓を演奏しましたが、大きな音を出そうとしても出ず、音が吸い込まれていく感覚にとまどいと驚きを感じていました。
また、残響室では小さな音でも繰り返し反射される感覚に歓声をあげていました。
★ 風の実験 (環境研究室)
風洞実験室で人工的に起こした風を模型飛行機に当て、翼の形状の違いによって浮力の差が発生することを見学した後、実際に風洞に入り、風速による風の強さの度合いを体感しました。
風洞の外では、髪を振り乱しながら風圧に負けまいと必死でふんばる友達の姿に、笑い声が響いていました。
★ コンクリートの実験 (材料研究室、TTAFプロジェクト)
コンクリートの素材と化学反応による軟化と硬化の過程を、実際に触って感触を確認し、身の回りでコンクリートがどのように役立っているのかを学びました。
実験後、ひとり1枚ずつ、コンクリート製の円柱を輪切りにしたオリジナルコースターを渡された生徒達は、お互いの模様の違いを較べ合いながら、次の実験へと足を進めていました。
地元の小学校への見学会を始めて既に9年目となり、取り巻く社会環境は変化しましたが、土木と日常生活の関わり合いはますます重要度を増し、児童や先生方も毎年変わらず楽しみにしているそうです。「防災の飛島」として活動している建設会社の技術研究所として、日頃からの防災への取り組みを大切にするという意味を込めて、周辺の方々と一緒になって、地域の防災に取り組んでおりますが、小学校の皆さんには防災の心構えを話して終わりにするのではなく、目で見て肌で感じて考えて貰える企画をこれからも充実させていこうと思います。
当研究所での体験をきっかけとして生活を守り豊かにする「防災」と「土木」の専門技術に、興味と親しみを覚えるきっかけになってもらえたら幸いです。
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