最近の「防災のトビシマ」
 最近の国内外における災害調査,災害支援活動 


・平成19年3月25日 能登半島地震(MJ6.9)の震源モデルと強震動シミュレーションを掲載しました。

・「インドネシアにおける地盤調査技術の普及と活用支援活動」を土木学会誌2007年6月号で報告


◆平成19年能登半島地震で安否確認システムが有効に機能、被害調査速報をHPで公開中。
2007年3月25日に能登半島沖(輪島の南西約30km)の深さ11kmを震源とするM6.9の地震が発生し、震源域近傍では震度6強の揺れを観測し道路や住宅などに被害が生じました。飛島建設技術研究所ではさまざまな構造物の被害状況を把握し、その結果を災害復旧支援に役立てるため、地震翌日から地震被害調査を実施しました。速報を公開しています。この地震では、地震発生直後に本社に災害対策本部が設置され、BCPの一環として運用されている携帯メールを利用した社員安否確認システムで、短時間に被災地周辺の職員の安否を確認するとともに、全社的な緊急支援体制の構築を図ることができました。


[石川県珠洲市宝立町鵜飼]鵜飼漁港脇の町では,全壊した木造家屋や一部壁が剥落した家が数件認められた.

[石川県珠洲市上戸町寺町]1993年能登半島沖地震の際にも,今回と同様に鳥居前の石灯籠が転倒した.

・平成19年3月25日 能登半島地震(MJ6.9)の震源モデルと強震動シミュレーション(2007.06.01)



「パキスタン地震被害の復旧復興事業」に技研技術者を現地に派遣(2006年11月11日〜19日)

2005年に発生したパキスタン地震の復興支援のため、土木学会とNPO「国境なき技師団」が実施した「パキスタン地震被害の復旧復興に係る耐震対策調査事業」に飛島建設技術研究所の沼田室長が団員として、また、飛島建設パキスタン事務所の松島所長および高山課長がサポートメンバーとして参加しました。東京大学生産技術研究所小長井一男教授を団長とした調査団は、パキスタン・イスラム共和国のムザファラバード、バラコット、ジェーラム谷周辺地域(ハティアン)で地形・地質・地盤調査と表層地盤微動測定および対策工法の指導、道路・橋梁・構造物基礎等の補修・補強方法の指導を行いました。

「パキスタン地震被害の復旧復興に係る耐震対策調査事業」への参加報告

調査結果報告書は、 土木学会ホームページを御覧ください。


ERRA(Earthquake Reconstruction and Rehabili- tation Authority)にて、調査結果の報告と復興計画について説明.

「インドネシアにおける地震防災技術支援事業」に技研技術者を派遣(2007年2月9日〜14日)

2004年のスマトラ沖地震から4度の大きな地震に見舞われたインドネシアに対して地震防災支援を行うため、土木学会とNPO「国境なき技師団」が実施した事業に飛島建設技術研究所から三輪所長、池田主任研究員、また飛島建設インドネシア事務所から鈴木顧問が参加しました。この活動では、インドネシアの行政担当者や研究者・技術者とワークショップとセミナーを開催し、日本の地震防災技術を展開・普及するための方法や課題などについて、議論を行いました。

調査結果報告書は、 土木学会ホームページを御覧ください。



「インドネシアにおける地盤調査技術の普及と活用のための支援事業」に技研技術者を派遣(2007年2月17日〜25日)

2005年3月のスマトラ沖地震で被害を受けたニアス島と今後の地震被害に備えるスマトラ島内のいくつかの州に、復興と防災のための地盤調査技術普及するため、土木学会とNPO「国境なき技師団」が実施した事業に技研から三輪所長、インドネシアから鈴木顧問が参加しました。この活動では、スウェーデン式貫入試験を簡易な地盤調査法として現地技術者に技術移転しました。

調査結果報告書は、 土木学会ホームページを御覧ください。
インドネシア・ニアス県知事からの、お礼の手紙が届いています。
土木学会誌2007年6月号,pp101-103に地盤調査技術の普及と活用支援活動報告が掲載されました。